受講者の声

介護福祉士への一歩として実務者研修を受講

介護の経験はありませんでしたが、新卒で介護付有料老人ホームの介護職として働き始めました。介護福祉士を目指して実務者研修を受講したのは、入職2年目です。

国家資格である介護福祉士になることで、ご入居者様の安心にも、自分の自信にもつながると考えて受講を決意しました。当時すでに受講している同期もたくさんいましたし、職場の先輩から取得をすすめられたのも理由のひとつです。

よりよいケアを実践する気づきが得られた

実務者研修では、どの講師も丁寧でわかりやすい講義をしてくださいました。事例を使った演習が多く、具体的なシーンをイメージしながら学習を進められたのもよかったですね。

講座で教わる知識は、すぐに現場に持ち帰って実践できることばかりでした。受講前もよりよいケアの方法を考えながら実践はしてきましたが、例えば認知症の方へのケアでは、講師の説明から新たに気づかされたこともありました。

具体的な援助内容の方法を検討しているときにも、講師が動作の根拠やコツを1つひとつ丁寧に教えてくださりありがたかったです。自分の動作の改善点もわかり、より無駄のないスムーズな動きができるようになったと思います。

受講生との交流で広がる学び

とくにスクーリング（通学）の良さを感じたのは、グループワークなどを通じて、ほかの介護施設で働く現役スタッフの話が聞けたことです。

介護の現場ではご利用者1人ひとりに寄りそうケアが求められますが、現場が違えば当然違うご利用者がいらっしゃるので、必要なケアも変わってきます。自分が関わっている範囲を超えて幅広い事例を知ることができたのは、とても刺激的でした。

意見交換や情報交換が有意義で、和気あいあいとした雰囲気だったので、毎回講義に参加するのが楽しかったです。

ご入居者様の安心と介護の質向上のために

実務者研修の修了後は、介護福祉士の国家試験を受験し、無事に合格しました。資格を取得できたことで、ご入居者様やご家族様の安心感がより高まったと感じています。勉強が大変な時期もありましたが、実務者研修を受講して本当に良かったと思っています。

学びを深めたことで、例えば医学的な観点など、さまざまな側面から介護をとらえられるようにもなりました。ご入居者様から感謝の言葉をいただくなど、自分の成長を実感できることがモチベーションにもなっています。

介護職として働く方にとって、実務者研修で学べることは必ず役に立つので、もし迷っている方がいたら、ぜひ受講をおすすめしたいと思います。

私はインドネシアの出身で、技能実習生として来日しました。技能実習を修了したあと、もっと介護のことを学ぶために有料老人ホームに転職し、実務者研修を受講しました。

講師は優しくていねいで好印象でした。講座の内容も、日々の仕事に活かせてとても役に立ったと思います。援助内容の基礎となる介護過程の考え方を教えていただいたことで、理解が深まり自信につながりましたし、後輩スタッフから質問を受けても、きちんと答えることができるようになりました。

それから私が受講したクラスには、同じ特定技能ビザで働いている人もいて、その人たちと仲良くなれたこともうれしかったです。お互いにはげましあって、無事研修を修了できました。

実務者研修を修了してからは、ご入居者様やご家族様の方に、より安心感や信頼感を持っていただけるようになったと感じます。今は、次のステップとなる介護福祉士を目指して、毎日帰宅後に問題集を解いて勉強中です。より頼りにされる介護職になるために、これからもがんばります！